『東京における企業ギャラリーの役割と今後の発展について』

 

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アートの場が変遷していくのと同じくして、メセナ活動の隆盛の時代を過ぎ、企業におけるギャラリーのありかたは千差万別になっています。アジアのアートが活気づくなか、東京の企業ギャラリーの重要性と役割、そして今後の発展についてクロストーク、ディスカッションしながら模索することを目的としています。

樋口昌樹

Masaki Higuchi
(株式会社資生堂 企業文化部)

1961年生まれ。1983年慶応義塾大学経済学部卒業。同年、株式会社資生堂入社。販売会社での営業、イタリア海外研修、(株)ザ・ギンザでの商品企画・バイヤーを経て、1992年に企業文化部に配属となる。資生堂ギャラリーの学芸員として数多くの展覧会のキュレーションに携わるほか、メセナ支援の窓口、企業文化によるコミュニケーション活動をはじめとする、多岐にわたる業務を担当。現職は資生堂ギャラリーディレクター。共著に『社会とアートのえんむすび 1996-2000 つなぎ手たちの実践』(ドキュメント 2000 ブロジェクト実行委員会編・トランスアート社刊)。美術評論家連盟会員。

大橋恵美

Emi Ohashi
(株式会社 LIXIL LIXIL ギャラリー)

1989年(株)INAX 文化推進部入社。1997年〜2014年3月まで京橋の「INAX ギャラリー現代美術」、「ガレリアセラミカ」の担当として、若手新進作家の個展を企画開催。2011年 LIXIL ギャラリーに改称。2014年4月より「やきもの展(監修:森孝一)」、2014年9月より「クリエイションの未来展(監修:清水敏男、宮田亮平、伊東豊雄、隈研吾)」を担当中。現在所属(株)LIXIL 広報部文化企画グループギャラリー。

藤木洋介

Yosuke Fujiki
(株式会社ビームス B GALLERY)

1978年、広島生まれ。BEAMS のギャラリースペース「B GALLERY」のキュレーターとして、国内外の様々なジャンルのアーティストの展覧会の企画から運営までを務める。近年では、アジアを中心としたアートフェアへの出展をはじめ、美術館やギャラリーへの企画の持ち込み、全国の BEAMS 店舗を使用した展覧会なども積極的に行っている。