創造都市が新しい時代を築く。 その実例とビジョンを語る。
かつて造船や鉄鋼で栄えた欧州各地の工業都市は、脱工業化、産業の空洞化によって衰退し、1980年代には失業率15~20%に達するまでに疲弊していた。 英国のチャールズ・ランドリーらは、それらの都市群をつぶさに観察し、芸術や創造産業を振興することで活力を取り戻している都市があることを発見。 そのリサーチ結果に基づいて、1995年に創造都市(Creative City)という概念を発表した。 以来、その考え方は世界を席巻する勢いで広がり、様々な政策やプロジェクトが実施され、創造都市の概念自体も大幅に広がっている。 このセミナーでは、アートを起点にした国内外の創造都市の実践例を振り返りながら、その可能性を展望する