銀座は日本で画廊が一番集まる街。現存する企業ギャラリーでは最も歴史ある「資生堂ギャラリー」の活動も銀座を中心としてきました。
企業が運営してきたギャラリーや美術館の例を見ながら、それらが文化装置としてどのように機能してきたか、資生堂の企業文化部長としてその第一線で指揮を執った柿崎孝夫のレクチャーと、80年代後半からアートの現場で活動している内田真由美、児島やよいを交えたトークによって探ります。
銀座は日本で画廊が一番集まる街。現存する企業ギャラリーでは最も歴史ある「資生堂ギャラリー」の活動も銀座を中心としてきました。
企業が運営してきたギャラリーや美術館の例を見ながら、それらが文化装置としてどのように機能してきたか、資生堂の企業文化部長としてその第一線で指揮を執った柿崎孝夫のレクチャーと、80年代後半からアートの現場で活動している内田真由美、児島やよいを交えたトークによって探ります。
学習院女子大学大学院 非常勤講師。 秋田公立美術大学 経営審議会 委員。 1944年神奈川県横浜市に生まれる。 立教大学経済学部卒業。 同年株式会社資生堂に入社。 営業を経て本社広報・宣伝・販促部門の実務を担当、1990年に創設された企業文化部でメセナ窓口・資生堂ギャラリー運営・ギャラリー75年史編纂などを担当、1995年企業文化部長。 その後、執行役員宣伝部長などコミュニケーション部門を歴任。 執行役員(企業文化・広報・宣伝制作担当)を最後に2007年退社。 在職中から現在まで十数年間、首都圏の大学数校で体験にもとづく企業メセナ論を講義してきた。 主な著書に『甦れ、美意識』(1995資生堂ギャラリー)、『文化を愛する企業へ』(1998東京美術)、『企業を文化で語る。』(2007東京美術)などが ある。
新聞社、出版社、ギャラリー勤務を経てフリーランスで活動。企画、コーディネートした主な展覧会・プロジェクトに「第2回大地の芸術祭プレイベント <天空散華・妻有に乱舞するチューリーップ~中川幸夫“花狂”」(02年)、「草間彌生 クサマトリックス」(04年 森美術館)、「荒木経惟 東京人生」(06年 江戸東京博物館)、「AERA創刊20周年記念写真展 坂田栄一郎」(08年 丸の内エリア)、「梅佳代写真展 ウメップ」(10年 表参道ヒルズ)、「高橋コレクション展」など。
ナンジョウアンドアソシエイツ、横浜トリエンナーレ2001事務局を経てフリーランスで活動。銀座メゾンエルメスで「手の好き間 須田悦弘・中村哲也」(02年)「中川幸夫 誘いの夢…」「杉本博司 歴史の歴史」(03年)をキュレーション。「草間彌生 クサマトリックス」(04年、森美術館)「高橋コレクション展」等の展覧会企画を手がける。新聞や雑誌にアート関連の寄稿多数。『わたしを変える”アートとファッション” ―クリエイティブの課外授業』(共著、PARCO出版)。