アジア最初の大規模国際展『光州ビエンナーレ』を創ったキュレーターが語る。
アジア最初の大規模国際展『光州ビエンナーレ』を創ったキュレーターが語る。
ライター、キュレーター、美術史家、2008年より光州ビエンナーレ財団CEO兼ジェネラル・ディレクター。 高麗大学教授(美術史、批評理論)として、アメリカやヨーロッパの様々な大学で講義を行った。オックスフォード大学にて博士課程取得(美術史、カルチュラル・スタディーズ)。 2009年より美術批評雑誌「NOON」編集長をつとめる。 1995年の光州ビエンナーレ創立ディレクターであり(テーマは「Beyond the Borders」、163万人の観客が訪れた)、2004年には光州ビエンナーレ10周年のアートディレクターとして再び招かれた。また、ニューヨークのニュー・メディア・アート・センターのエグゼクティブ・ディレクターも務めた。 彼がキュレーションした主な展覧会に、「The Flower of May」(光州美術館)、「ナム・ジュン・パイク回顧展」(ソロモン・グッゲンハイム美術館、ニューヨーク/韓国国立現代美術館)がある。また、「ホイットニー・ビエンナーレ・ソウル」(韓国国立現代美術館)、「Tigers Tail」(パラッツォ・ヴェンドラミン、ヴェニス)などを協同キュレーション。 主な著作に、「Information and Reality」(フルーツマーケット・ギャラリー、エジンバラ)、「ナム・ジュン・パイク」(サムソン出版)、「Origins of Video Art」(Munye Madang)がある。