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マイケル・フィンドレー

Michael Findlay
アートディレクター、アートディーラー

1945年スコットランド生まれ。1964年よりニューヨークでアートディーラーとして活躍。ヨーゼフ・ボイスやショーン・スカリーなどの作家をアメリカで初めて紹介したほか、ジョン・バルデッサリ、スティーブン・ミューラーなど当時無名だった作家を見出し、ニューヨークにおける彼らの初の個展を手がけた。1984年にクリスティーズに入社。1992年まで同社の印象派・近代絵画部門長、2000年まで取締役兼美術部門インターナショナル・ディレクターを歴任し、数々の名品のオークションに携わった。クリスティーズ在籍中は1986年からおよそ15年間、頻繁に来日。日本の美術市場やコレクターを最も良く知る欧米の画商の一人でもある。現在はニューヨークの最大手のギャラリーのひとつであり、2013年11月にクリスティーズのオークションで、フランシス・ベーコン『ルシアン・フロイドの3つの習作』を美術品の史上最高落札額(142億4千万円)で落札したことでも知られる、アクラベラギャラリーのディレクターを務める。